5度目防衛の井岡、高水準平均視聴率に「1%でも多くの方に見てもらえるように」

5度目の防衛から一夜明けた井岡一翔
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 WBA世界フライ級王者の井岡一翔(28)=井岡=が5度目の王座防衛から一夜明けた24日、大阪市内の所属ジムで会見を行った。

 挑戦者のノクノイ・シットプラサートを圧倒し、元WBA世界ライトフライ級王者の具志堅用高の国内男子最多タイ世界戦14勝に並んだ井岡は「12ラウンド戦って、多少の疲労感はある。あの展開でKOで仕留め切ることができなかったので(自己採点は)50点」と厳しい自己評価を下した。

 ノクノイ戦を中継したTBSの平均視聴率は関東地区12・9%(瞬間最高18・7%)関西地区15・6%(同19・2%)と高水準を記録(ビデオリサーチ調べ)。「1%でも多くの方に見てもらえるようにこれからも頑張りたい」と笑みを浮かべた。

 “具志堅超え”が懸かる次戦以降にも注目が集まる。5月20日に行われるWBC世界フライ級タイトルマッチ(有明コロシアム)で王者ファン・エルナンデス(メキシコ)に挑戦する比嘉大吾(21)=白井・具志堅=が王座奪取に成功すれば、日本人王者同士による統一戦プランもあり得る。井岡は「盛り上がるなら、そういう試合をやっていくことに越したことはない」と前向きな姿勢を示したが、一方で「(比嘉が)チャンピオンになってからという感じ」と冷静にとらえた。

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