ボクシング、五十嵐俊幸が世界前哨戦 相手はタトゥーびっしり

 「ボクシング・10回戦」(4月1日、後楽園ホール)

 前日計量が31日、都内の日本ボクシングコミッション(JBC)で行われ、元WBC世界フライ級王者でWBO同級1位、WBC同級5位の五十嵐俊幸(帝拳)がリミットの50・8キロ、WBO、IBF同級10位のミゲール・カルタヘナ(米国)は200グラムアンダーの50・6キロでクリアした。

 五十嵐にとって世界前哨戦となる一戦で、世界ランカーとの対戦は13年4月8日に八重樫東(大橋)に王座を奪われて以来。「一筋縄ではいかないと思うが、この4年間でやってきたことをリングで出したい。(世界ランキング)1位にもなったし、次は世界戦と言ってもらえる試合をしたい」と意気込みを話した。

 一時はスーパーフライ級に上げて2階級制覇を目標にしたが「115ポンド(52・1キロ)で闘う中で、もともとパワーがないのは分かっていたがたかだか3ポンド増えるだけでパワーの差を感じた。フライ級の方が体格的なアドバンテージを生かせる」と、試行錯誤の末に方向を定めた。

 カルタヘナは15勝(6KO)3敗でスーパーバンタム級でのキャリアもある24歳。両胸から腕へかけてびっしりとタトゥーを入れており「見た目では減量苦とかなさそうだったけど、入れ墨がすごかったですね。向こうのマネジャーからフェイスオフしろ、と言われてオレはやるつもりだったけど、向こうがいやがった。案外気は小さいのかな。メンタル的に勝負をかけていけるかな」と心身ともに圧倒してみせるつもりだ。

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