武藤、長州、藤波に平成維震軍も!“プロレスの達人”集結に超満員の後楽園熱狂

勝利した左から藤波辰爾、武藤敬司、長州力、獣神サンダー・ライガー=後楽園ホール
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 「プロレスリング・マスターズ」(8日、後楽園ホール)

 WRESTLE-1の武藤敬司プロデュースの“プロレスの達人”を集めた新プロジェクトの旗揚げ戦が、超満員札止め1589人の観衆を集めて行われた。

 メインイベントでは、武藤、長州力、藤波辰爾、獣神サンダー・ライガー組が越中詩郎、ザ・グレート・カブキ、AKIRA、斎藤彰俊が再結成した平成維震軍を迎え撃つ豪華な対戦。入場で各選手のおなじみのテーマ曲が流れるとファンが大熱狂し、試合でも、長州のリキラリアット、藤波のドラゴンスクリュー、ライガーのトペ・コンヒーロ、越中のヒップアタックなど、達人たちの得意技が飛び出す度にやんやの歓声が起こった。

 途中、長時間つかまった武藤に先輩のライガーが顔面を蹴ってカツを入れる珍しい場面もあったが、最後は武藤が久々にムーンサルトプレスを繰り出してAKIRAを圧殺。ファンは達人たちの退場の際にも大きな声援を送るなど、旗揚げ戦は大きな盛り上がりの中で幕を閉じた。

 大成功の船出に、武藤は「最後のムーンサルトは恐怖心で行けないと思ったけど、昔を思い出したというか、先輩方に感謝しています」と満足顔。長州は「お客もいっぱいだし、敬司の努力が報われた。これを続けていくのが大変だな。よかったんじゃないか」とエールを送った。

 また、武藤は「尊敬できる先輩方の名前を残していきたい。アメリカじゃないけど、プロレスの殿堂を作ってもいいかなと。企画してみようと思う」との構想も明かした。次回大会は7月26日に後楽園ホールで行う予定。

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