IGFが新ブランド「NEW」立ち上げ!2年50試合、5万人動員目指す

 IGFは28日、都内で会見を開き、新ブランド「NEW」(Next Exciting Wrestling)を立ち上げ、来年4月5日に東京・後楽園ホールで旗揚げ戦を行うことを発表した。

 会見にはIGFのサイモン・ケリー・猪木取締役、藤原喜明、船木誠勝、鈴川真一、奥田啓介が出席。サイモン取締役は立ち上げの理由を「今までは大きな大会をやっていた。しかし、大きな大会をやることで、本来のプロレスの良さである地域密着や連動性のあるイベントはできなかった。新ブランドではファンとの交流を含め、いろんな部分でできるようにしていきたい。何より、IGFは(アントニオ)猪木さんのネームバリューに頼りすぎていた。今後は猪木さんに頼らず、自分たちの手で試すコンセプトもある。もう一つは、ストロングスタイル、勝負にこだわる、殺気がある、痛みを感じる、そういった猪木さんのDNAはひきついでやっていくつもり」と説明した。年間25~30試合を全国で行う予定。サイモン氏は2年50試合、5万人動員を目標に掲げ、「5万人を集められなかったら総括をする可能性も考えている」と話した。

 相談役を務める藤原は「あまりよく分からないけど、昔の藤原組が一番、猪木さんが目指しているプロレスだったんじゃないか。そういうところでお話をいただいた。私ができることは何でもします」と、自身がかつて率いた団体の名を挙げて、協力を惜しまない姿勢。鈴川は「NEWを背負っていくのはオレの役目だと思っています。NEWを押し上げていくのもオレの役目だと思っているので、NEWを来年、みなさんの目の前でいい試合が見せられるように頑張ります」と、NEWのエースの自覚を示した。

 船木は「47歳なんですけど、いつまでも体が動くとは思っていませんので、ここで下に伝えたいという気持ちにすごくなりました。ストロングスタイルのプロレスの未来につなげるという役目で、この団体に参戦する決意をしました。来年4月からはこの団体を優先して試合をしていきたい」と、下の世代へ闘魂遺伝子を伝承する役目を果たすことを決意。奥田は「今年1年いろんな団体に出て、このリングが一番だと思っています。その中で、NEWという、より激しく勝負にこだわった団体を新たにスタートさせると。その中でトップを目指したい。キャリアは関係なく、横一線でのスタートだと思っています」と意欲を示した。

 鈴川と奥田は31日に約1カ月のカナダ修行へ出発する。

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