中邑が後藤撃破!G1優勝戦線とどまる

 「新日本」(4日、仙台サンプラザホール)

 G1クライマックス・Bブロック公式戦で、左肘を負傷している中邑真輔が、IWGPインターコンチネンタル(IC)王者・後藤洋央紀を下し、3勝2敗(1不戦敗)で優勝戦線にとどまった。分厚く保護した患部を狙われたが、最後はラリアートを芸術的に腕ひしぎで切り返した。

 5・3福岡でICベルトを奪われ、7・5大阪でも敗れた相手にリベンジ。1日の大阪でIWGPヘビー級王者オカダを撃破しただけに貴重な白星だった。「きょう勝ったことで豪華な“副賞”をもらっちゃった。大阪であいつ(後藤)は誰に勝ったんだ?それでいて(IC)王者だろう?」。11年以来の頂点を目指す中邑は、G1後の“展望”まで思い描いてニヤリとした。

 また、G1初勝利を目指す本間は5連敗で負け越しが決定。初出場だった昨年から通算15連敗となった。

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