田中恒成5月世界戦!デビュー5戦目

 ボクシングの東洋太平洋ミニマム級王者で、WBO世界ミニマム級2位の田中恒成(19)=畑中=が5月下旬に愛知県内で、同級1位のフリアン・イエドラス(26)=メキシコ=とWBO同級王座決定戦を戦うことが15日までに内定した。田中が勝てば、デビュー5戦目での世界王座獲得となり、井上尚弥の6戦目を上回る国内最速記録となる。

 田中は昨年10月、国内最速のデビュー4戦目で東洋太平洋ミニマム級王座を獲得。直後から畑中清詞会長がWBC、WBOの両団体をにらんで交渉を始めた。昨年大みそかに世界4団体制覇を果たした高山勝成は、すでにWBOのベルトを返上。空位となった同級王座に絞って1位のイエドラスと交渉を続け、合意に達した。イエドラスは25戦24勝(13KO)1敗の右ボクサーファイター。

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