佐藤耕平、血染めのヘビー級王座初防衛
「ゼロワン」(8日、新木場1stRING)
世界へビー級王者・佐藤耕平が田中将斗との対決を制し、世界ヘビー級王座の初防衛に成功した。王者が自ら仕掛けた頭突きで額から流血すれば、挑戦者はエルボーを乱打して応戦。最後は佐藤がジャーマンで息の根を止めた。
勝っても笑顔はなかった。昨年11月に田中&杉浦貴の保持するNWAインターコンチネンタル王座に挑戦して敗れるなど、田中に痛い黒星を喫しており「借りを1つ返しただけ。これで超えたわけじゃない」と話すと、「3月1日、後楽園ホールで田中、杉浦(貴)のNWAインターコンチネンタルタッグに挑戦させてくれ!!」とアピールした。
パートナー候補を複数、思い描いているといい「タッグ選手権でも田中から(勝利を)取れれば追いつける」と意欲を見せた。