山中、防衛戦へ万全「最高の出来」

声を上げながらミットめがけて打ち込む山中慎介=東京・神楽坂の帝拳ジム(撮影・村中拓久)
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 12日に大田区総合体育館で行われるWBC世界バンタム級タイトルマッチで、同級7位ホセ・ニエベス(プエルトリコ)を相手に4度目の防衛戦に臨む王者山中慎介(帝拳)が6日、都内の所属ジムで練習を公開した。

 猛暑が続く中でも調整は順調に進み、ウエートはリミットまであと2キロ。スパーリングも約120ラウンドを消化しており、「夏場でもっと苦労すると思ったが、すごく順調にきている。最高の出来」と万全の仕上がりをアピールした。

 この日はスパーは行わず、シャドーボクシング、ミット打ちなどのメニューを約1時間こなした。挑戦者のニエベスは右フックが主武器のサウスポー。守りを固めてくる可能性もあるがジムの浜田剛史代表は、「どのみち山中の左は警戒される。相手がどんな出方でも、自分のボクシングをするだけだ」と展開を予想する。担当の大和心トレーナーも「体幹トレーニングでパンチの力強さ、切れがアップしている」と、ロハス戦、ツニャカオ戦に続く3連続KOを期待した。

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