「WBA世界ミニマム級タイトルマッチ」(8日、ボディメーカーコロシアム)
王者の宮崎亮(24)=井岡=が、挑戦者で同級7位のカルロス・ベラルデ(22)=メキシコ=を5回2分22秒にTKOで下し、初防衛に成功した。
宮崎の母・恵美子さんは、客席で“母の日のプレゼント”を受け取った。鮮やかなKO劇に「やっと本領発揮できましたね。本番に強い。減量が報われました」と声を震わせた。王座を獲得した昨年の大みそかは最後列に腰掛けていたが、この日は前よりの席で観戦。「もっともっと上に立ったときには、もっと前に行きます」と、愛息のさらなる活躍を願っていた。