石井、雪辱へバンナの元で立ち技強化

 「INOKI BOM‐BA‐YE 2012」(31日、両国国技館)

 元UFC世界王者のティム・シルビア(36)と戦う、格闘家・石井慧(26)が26日、米国から帰国し、都内で意気込みを語った。

 石井は昨年の大みそかでヒョードルにKO負けして以来の実戦。1年前はリングに横たわったままで、IGFのアントニオ猪木会長(69)のカウントダウンも記憶にない。悔しさが残っているだけに、「この1年間、感じてきた劣等感をぶつけたい」と意欲を示した。

 身長203センチの強豪攻略へ抜かりはない。オランダのバンナのもとで立ち技を強化。211センチのステファン・ストルーブとスパーリングを行った。「練習のときに(シルビアの)試合VTRも見て、ゲームプランを立てた。彼は今、警察官をやっていて、UFCにいたころは薬局で働いていた。丸裸にした」と情報戦にも自信を見せた。

 もう屈辱の新年はゴメンだ。同日、藤田と戦う柔道界の先輩・小川を意識した石井は「主役は小川直也じゃない」とほえた。今年こそ、猪木会長と笑顔で拳を突き上げる。

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