負傷響いたルイス、結果を受け入れる

 「WBA世界バンタム級王座統一戦」(4日、ボディメーカーコロシアム)

 暫定王者のウーゴ・ルイス(26)=メキシコ=は王者・亀田興毅(26)=亀田=に判定で敗れ、正規王者になることはなかった。「全力を尽くした。日本での試合なので、判定で勝つのは難しいと思っていた」と結果を潔く受け入れた。試合の途中で左拳を負傷したのを悔やんだ。中指の付け根から出血し、試合後は急いで痛み止めの薬を服用。「11、12回はケガの痛みでパンチを出せなかった」。前日計量では200グラム超過の失敗をしたが、その影響は否定した。興毅については「動き回って逃げて、ボクシングをしない」と非難して強がった。

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