42歳つのだ王座奪取最年長記録更新

 「東洋太平洋女子Sフライ級王座決定戦」(12日、後楽園ホール)

 WBA女子世界スーパーフライ級王者・山口直子(白井・具志堅)が返上して空位となっていた王座決定戦で、42歳のつのだのりこ(白井・具志堅)が38歳の稲元真理(熊谷コサカ)に3‐0で判定勝ち。西澤ヨシノリの40歳を上回る、男女を通じての王座奪取の日本人最年長記録を更新した。

 つのだの15歳の長男ら、両者の子どもが観戦したママ対決。つのだは稲元の手数にひるまず前進し、最後まで攻撃の手を緩めず、ポイントで大差をつけた。

 キックボクシング、総合格闘技を経て転向。日本ボクシングコミッション(JBC)の年齢制限の特例を適用され、4月に史上最年長の41歳でデビューした。7カ月での戴冠に「格闘技経験は19年。ベルトを獲れて当たり前だと思うので安心しました」とホッと一息。今後については「ベルトを巻かれた瞬間は、もうやめてもいいと思ったんですが…、ゆっくり休んで考えます」と満面の笑みを浮かべた。

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