興毅ボコボコにされた!?ポスター撮影

 深いダメージを受けたような特殊メークでポスター撮影を行う亀田興毅(撮影・洪 経人)
2枚

 「WBA世界バンタム級王座統一戦」(12月4日、ボディメーカーコロシアム)

 “浪速乃闘拳”が最強挑戦者にボコボコにされた!?亀田3兄弟の長男・亀田興毅が8日、都内の所属ジムで、王座統一戦を放送するTBSの広告ポスターの撮影を行った。自らの発案で深いダメージを受けたような特殊メークを施した興毅は「オレがこんな顔になるのが見たいんやろ」と、“アンチ”のファンを挑発。返す刀で力強くV5を宣言した。

 アザだらけの顔、右目の上下からは出血…。興毅はまるで激闘を終えた後のようだった。自身の発案で深いダメージを負った特殊メークを施しての撮影。過去に何度か試合で出血したものの、ここまでひどいものはない。興毅は「オレがこんな顔になるのを見たいんやろ」と、“アンチ”ファンを挑発するかのように笑い飛ばした。

 暫定王者ウーゴ・ルイスとの指名試合かつ王座統一戦とあって、ポスターのコピーは「亀田史上最強の敵、現る」。興毅は「今回は勝負の一戦やし、これぐらいやった方が面白いかなと。オレのことを好きな人も嫌いな人もおるけど、見た人が『亀田やられるんちゃうか』と思うような、新しい感じ」と、説明した。

 だが、本音は違う。無敗で9割近いKO率を誇るルイスを「成績もいいし、これからの選手。間違いなく過去最強と思う」と認めながら「こんな顔になるかも分からんけど、最終的にはオレが勝つ。コーナーポストに登って『どんなもんじゃい』と言うてるから」と、力強く宣言した。

 対策も抜かりはない。10月中旬からスパーリングを開始し、今月に入ってからは長身のルイスを想定して、海外から身長170センチ以上のパートナーを3人招へい。「それぐらいだと、上の階級になる。そういう選手とやると、試合では楽に戦えると思う」と手応えを感じている。

 3日にWBC同級王者・山中慎介(帝拳)が衝撃のKO防衛を飾ったことには「団体が違うし…」と意識はしなかったが、「日本にいっぱいチャンピオンがいて、いい試合してるから、オレもいい試合をしたい」と、刺激を受けたようだ。9月に長男が誕生、17日には26歳になる。最強の敵を撃破し、最高のお祝いにする。

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