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「大阪プロレス×介護事業」異色タッグ

高齢者介護事業への進出を発表し、ポーズを取る大阪プロレス関係者ら
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高齢者介護事業への進出を発表し、ポーズを取る大阪プロレス関係者ら

 大阪プロレス(大阪市中央区)は28日、今年8月から高齢者の介護事業に進出すると発表した。引退したレスラーに第二の職場を提供するのが狙い。「日本初の異色タッグマッチ」(参加する介護事業者)に注目が集まりそうだ。

 大阪プロレスは、日本介護福祉グループ(東京都墨田区)が展開する小規模デイサービス施設「茶話本舗(さわほんぽ)」の運営に参加。兵庫県宝塚市に開設予定の事業所で、現役レスラーの定期訪問やプロレス観戦の企画を担当する。将来的には、レスラーとしてのトレーニング経験を生かした高齢者のリハビリプログラムを共同で開発する予定。

 大阪プロレスの阪上雄司会長は記者会見で、介護事業への進出について「人を元気にするという点でつながりがある」と説明。「レスラーも高齢化の時代」と述べ、引退選手の働き口に道筋を付けることが業界の活性化に欠かせないとの見方を示した。

 日本介護福祉グループの斉藤正行副社長は「若い世代が介護の仕事に明るいイメージを持つきっかけになれば」としている。

(2012年5月29日)

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