共働き夫婦の家事は年収で決定?言い方が大事

 共働き夫婦にあるあるの「年収が低い方が家事をやれ」問題について、ハイヒール・リンゴが斬り込みます。

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 共働き夫婦の「年収が低い方が家事をやれ」という論争があります。たまたま私の出演している「ノンストップ」(フジテレビ)でも話題に上りました。司会の設楽(統)さんも共演の(カンニング)竹山さんも40代ですけど、この世代は薄くそう思っている(笑)。40歳以上の男の人はほぼそう思ってるんじゃないかな。父親が働け!働く!それを母親が支えて支えて子育てするっていう姿を親から見せられて来た世代ですから。もうこれは教育じゃなくて刷り込み。

 私はこの問題に関しては言い方が大事だと思います。たとえ胸の内では「オレの仕事の方が大事」って思っていても、絶対に嫁に対してそれを態度に出さない、言わない事が大事。それでは根本的な解決にならないのではと思うでしょうが、男はすでに今までの生活で刷り込まれているんだから、取りあえずそれを言うと夫婦間がギクシャクするということを学習してもらわないと。

 ある東大出身の女性タレントが、東大出身の男性に「東大出てることで女として1つ減点だから」という驚きの言葉を言われたとか。東大出の女性の相手は東大以上の男性じゃないとダメという、驚きの古くさい男の理屈です。そういえば第一線で活躍している美人芸能人のパートナーは、価値観の違う外国人だったりしますよね。日本の男性はパートナーよりも少し上の立場にいたいんですよ。マウントを取りたい。その分かりやすい1つが年収なんだと思います。

 共働きの女性の友人が、仕事の都合でどうしても子供のお迎え等ができない時に「本当に申し訳ないけどどうしても無理なのでこの日のお迎えをお願いできないかしら?」と旦那さんへ頼む時。「同じように働いているのになんでこんなに下手に出なければいけないのか」と腹が立つという話をよく聞きます。

 お前の仕事と俺の仕事は値打ちが違うと言わんばかりの男性。それでも背に腹は代えられないので男をうまく扱うために下手に下手に出る女性。口ではそんな事ないよという男性の皆さん、本当にそう思っていますか?あなたの意識変えてかないと、変わらないと。それは「古き良き日本」とは別の問題だと認識するところから始めてみてください。

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