ロッテ・西川史礁 高校球児のような全力プレーでチームを鼓舞!
チームを鼓舞するガッツポーズだ。好走塁で先制のホームに滑り込んだロッテ・西川史礁外野手(23)だ。
5日の対ソフトバンク(ZOZOマリンスタジアム)の1回2死、死球で出塁すると相手投手の心理を読んでいたかのように初球からすかさず二盗に成功。そしてポランコのショートへのタイムリー内野安打で二塁から一気にホームを狙い、谷川原捕手のタッチを間一髪でかわすスライディングで生還。先制点を“好走塁”でもぎ取ると、ナインを鼓舞するかのようなガッツポーズで、ソフトバンクに逆転負けを喫した前日の嫌な流れを払拭した。
2回の守備では、2死満塁のピンチで周東が放った左飛をダイビングキャッチで好捕し、先発の小島を助けた。逆転された4回は先頭打者で右前打を放ち、同点に追いつく攻撃をお膳立て。走攻守でチームを引っ張った。私は先の選抜高校野球(甲子園)を取材していただけに、全力でプレーする高校球児の姿が重なって見えた。
プロ1年目の昨シーズンは開幕後に打撃不振に陥り2軍落ちを経験したが、今シーズンは打率3割5分5厘のオープン戦の好調を、開幕後も維持している。2年目のジンクスもどこ吹く風だ。
惜しくも試合には敗れたが、最後までもつれる展開に。1点を追う9回1死一、三塁から友杉がセーフティースクイズを敢行。失敗に終わったが、泥くさく粘る球児達の“夢舞台”にいるようだった。“新人王”の全力プレーが、士気を高めたにちがいない。走攻守、三拍子そろったムードメーカー。チーム浮上のカギを握る男だ。(デイリースポーツ・開出牧)
