や~っと動いた!“アレ”に向かって、阪神・岡田監督が直接打撃指導
18年ぶりの“アレ”に向かって、沖縄宜野座キャンプで奮闘中の阪神。4人の新助っ人や、侍JAPAN選出の中野・湯浅、そして3年目となる佐藤輝など、レンズを向けるべき選手は数多くいるが、やはり最も目を離せないのは岡田監督だ。
しかし指揮官、全く動かない…。デスクから「監督が誰か指導したら(翌朝刊の)1面やぞ」と言われていた僕は、2月1日から密着マーク。しかしコーチや評論家らと話し込むだけで、選手に近づくことはほとんどない。矢野前監督が選手と積極的に交流を図るタイプだっただけに、そのギャップに戸惑いながらレンズをのぞいていると…。
ついに第3クール2日目にして、近年不振にあえぐ高山への、身ぶり手ぶりでの直接指導が突然スタート。夢中でシャッターを切ると“鶴の一声”だったのか、直後のロングティー打撃では快音を連発だ。
「第1次政権」での取材経験からも、選手には直接多くを語らず、ここぞというタイミングで動く指揮官というのは承知の上。今後も“貴重”な指導写真を撮り逃さないよう、カメラマンも頑張ります。(デイリースポーツ・高部洋祐)





