一度は跳ね返されたG1の舞台 レッドジェネシス“リベンジ”の菊花賞

 「菊花賞・G1」(24日、阪神)

 4月・皐月賞、5月・ダービーと続いた牡馬クラシック。最終戦となる菊花賞の発走が迫ってきた。一夏越しての成長が著しいレッドジェネシスに注目した。

 世代のトップクラスが集う3冠戦、春は東上最終便と呼ばれる京都新聞杯を勝利したことでダービーへの出走を果たした。しかしレースでは見せ場もなく惨敗。もともと初勝利を挙げるまで4戦を要するなど、素質は買われていたものの、どうにも頼りないイメージを持っていた。

 ところが秋緒戦となった神戸新聞杯では雨の影響で重くなった馬場をモノともせず、長くいい脚を使って2着に。たくましく成長した姿に印象は一変した。

 皐月賞馬もダービー馬も出ていないけど、まずは一度は跳ね返されたG1の舞台で雪辱戦を。引退した西武・松坂大輔投手の言葉を借りれば「リベンジします」だ!

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