【野球】現役ドラフト選手の現在地 4戦4勝の阪神・大竹、巨人・オコエ、中日・細川らも新天地で躍動

 シーズンが開幕して1カ月が過ぎた。セ・リーグは首位を走るDeNAを阪神が僅差で追う展開。序盤、連覇中のヤクルトが苦しむ中、下馬評が低かった広島が健闘するなど熱い戦いが続いている。そんな中で現役ドラフト選手の活躍も光る。

 出場機会に恵まれない選手の移籍を活性化させることで、新たな活躍の場を与えようという趣旨で導入された。昨年12月に初めて開催され、12球団が1人ずつを指名。中でも特筆すべきは阪神・大竹の活躍だろうか。開幕ローテを勝ち取ると、4月8日のヤクルト戦(甲子園)で移籍後初勝利。そこから無傷の4連勝中で、防御率は0・36だ。

 岡田監督も「想像?してるわけないやん、ここまでは。ある程度投げると思ったから、だから開幕ローテーションに入れたんやけど、ここまでとはな」と素直に驚く投球内容だ。巨人・オコエや中日・細川らも含め、6日現在、対象12選手の内、1軍登録されている選手は半数の6人。新たな制度の成功例は数多い。

 日本プロ野球選手会の森忠仁事務局長は「現役ドラフトで移籍した選手がキャンプから結構、チャンスをもらった。活躍している選手もいるので、一定の成果は出てるのかなというところはあります」と言う。選手会では現在、12球団の選手にヒアリング中。開催時期について「もっと早くしてほしい」という声も多く、今年の実施については今後、議論されていくことになる。

 導入前には賛否、様々な議論がされたが、趣旨通りに、移籍を活性化させたことで“新鮮力”の発掘や、チーム…そしてリーグの活性化に繋がっている部分は多い。現在は2軍調整中の選手も、まだシーズンは始まったばかりだ。新たな制度が新生み出す新たなドラマ楽しみにしたい。

 【2022年の現役ドラフト指名選手】()内は旧球団※成績は5日終了時点

 ヤクルト 成田翔投手(ロッテ) 再調整中 登板3試合 0勝0敗 防御率5・40

 DeNA 笠原祥太郎投手(中日) 再調整中 登板1試合 0勝1敗 防御率9・00

 阪神 大竹耕太郎投手(ソフトバンク) 登板4試合 4勝0敗 防御率0・36

 巨人 オコエ瑠偉外野手(楽天) 出場22試合 打率・247 2本塁打 6打点

 広島 戸根千明投手(巨人) 登板10試合 1勝0敗 防御率2・08

 中日 細川成也外野手(DeNA) 出場24試合 打率・329 0本塁打 14打点

 オリックス 渡辺大樹外野手(ヤクルト) 1軍出場なし

 ソフトバンク 古川侑利投手(日本ハム) 登板5試合 0勝0敗 防御率4・50

 西武 陽川尚将内野手(阪神) 1軍出場なし

 楽天 正随優弥外野手(広島) 1軍出場なし

 ロッテ 大下誠一郎内野手(オリックス) 出場8試合 打率・0・00 0本塁打 0打点

 日本ハム 松岡洸希投手(西武) 1軍出場なし

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