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【ゴルフ】渋野日向子はきっと活躍できる プロコーチの大西翔太氏が太鼓判

 女子ゴルフのメジャーチャンピオン、渋野日向子(22)=サントリー=が米ツアー参戦のため渡米した。4月1日開幕のメジャー、ANAインスピレーションズ(カリフォルニア州・ミッションヒルズCC)を初戦に6月末までの長期戦で、自身の成長の足跡を残すのが目標。本紙ゴルフ企画面「ゴルスペ」で「女子プロ、ここがすごい」を連載中の人気プロコーチ大西翔太氏は「シブちゃんは今まさに変わろうとしているところ。プロゴルファーも変化がなければ成長はない」とさらなる活躍に期待を寄せた。

 渋野は昨年暮れにそれまでの青木翔コーチのもとを“卒業”。単独で新たな道を歩み始めたばかり。斎藤大介トレーナーの指導で海外でも戦える体作りに取り組み、一方では男子の石川遼からアドバイスを受けるなどスイング面、技術面の向上を目指してきた。

 斎藤トレーナーの指導による肉体改造は順調とのことで、体は見た目でもひとまわり大きくなった。石川のアドバイスを参考にしたスイング改造は、大西コーチによると「シャローイングと掌屈(しょうくつ)のマスター」を目指しているという。

 シャローイングは簡単に言うと、トップからダウンスイングへの切り返し直後にクラブヘッドを背中側に倒す動き。掌屈は左手を手のひら側に折る(丸める)ことで、大西コーチは「シブちゃんは今、いかに手元を鋭角ではなく低い状態で緩やかなヘッド軌道にしようとしている。それによってショットの精度も上がるし、球の高さも変わるし、何よりもキャリーが出るようになると思うんです」と効果を説明した。

 シャローイングと掌屈ができるようになると、ヘッドが浅い軌道でボールに向かうことが可能になり、インパクトでは自然なハンドファーストになる。逆にヘッドが急角度でインパクトに向かうと、ダウンブローにボールをとらえるので、バックスピンが増えてしまい、飛距離を大きくロスする。

 「米ツアーではキャリーで240ヤード出ないと越えないフェアウエーバンカーもある。そういう難しい設定に対応するためには、今の試みは必要不可欠なんです。シブちゃんは今は次へのステップへ進むための基礎作りをしているところ。今やっていることは間違っているのではなどと言う人もいるようですが、私はこれからの渋野日向子に大いに期待しています」と大西コーチ。進化するためには変化が必要-渋野が再び海外から朗報を届けてくれる日が待ち遠しい。

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