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【野球】広島の左の大砲・林晃汰、理想像は筒香「ああいうバッターに」

 広島の林晃汰内野手(19)が、自慢の打撃を向上させるため、フォーム固めに取り組んでいる。理想像は同じ和歌山県出身で左打者の筒香嘉智内野手(レイズ)。プロ2年目。将来豊かな19歳は、大きく羽ばたくための下地を整えていく。

 ひたむきに、そしてガムシャラに白球を追いかける姿が全身からあふれていた。試合がなく、1軍と同様に1勤1休の練習が続く。その中で林は自身の打撃フォームを確固たるモノにしようと努力を重ねている。「試合がない中で、自分のバッティングを維持するというのも一つの課題でもあると思うので」と、シーズンに入っても崩れないスタイルの習得に励んでいる。

 昨季は2軍で102試合に出場して打率・225。本塁打はチーム2位となる7本を放つなど、長打力が自慢の左の大砲だ。引っ張りだけでなく、左中間へ強い打球を打てるのも林の魅力。東出2軍打撃コーチは「3月の(練習)試合は、アイツが一番良かった。広角に打てるようになっている」と成長ぶりに目を細める。

 打撃の中で意識しているのは左半身に体重を乗せて打つこと。「意識は8対2ぐらい」と軸足(左足)に重心を置くイメージだ。

 強打者たちの打撃映像を見て、研究も重ねる。理想に掲げるのは今季から大リーグに移籍したレイズ・筒香。特に参考しているのが左手の使い方で「いい打者は(左手を)返していない。押し込んで自然と返る」。同じ和歌山県出身で左の長距離砲と共通項も多く「ああいうバッターになっていきたい」と青写真を描く。

 智弁和歌山高では春夏3度の甲子園出場。同校出身のプロ野球選手の筆頭は西川遙輝(日本ハム)だが、今季から楽天に入団したドラフト2位・黒川は1学年後輩。オープン戦で存在感を示した黒川に、「1軍で活躍しているし、自分も1軍で活躍できるように」と闘志を燃やす。

 名門で培った精神力、負けん気の強さも武器。東出コーチも「(体は)ボテッとしているけど、負けず嫌いなところがある。強豪校で3年間やってきただけのことはある」と一目置く。

 先行き不透明な状況が続く中「自分の体を作るのもそうですけど、フォームも固められる期間。そこを意識して、もっともっと成長できるように」と意気込んだ。同郷の偉大な先輩に近づくため、充実の毎日を過ごしていく。(デイリースポーツ・向亮祐)

 林 晃汰(はやし・こうた) 2000年11月16日、和歌山県岩出市出身。182センチ、95キロ。右投げ左打ち。内野手。背番号44。今季年俸600万円(推定)。岩出小1年時から岩出ヤンキースで野球を始め、岩出中を経て智弁和歌山高に進学。1年春から県大会に出場し、2年夏から3季連続で甲子園に出場した。18年、ドラフト3位で指名されて広島に入団。

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