【芸能】SNS上で芸能人たちが見せる“底力”庄司発、菅田将暉&星野源も

 勢いが止まらない新型コロナウイルスの猛攻。誰も予想していなかった2020年に、エンタメ界からも悲鳴が止まらない。政府から「不要不急の外出自粛」を呼びかけられ、自宅での生活を余儀なくされている状況に国民からは精神的、肉体的に追い込まれるといった声も聞かれる。そんな中、SNS上で繰り広げられている芸能人たちの“つながり”が話題になっている。

 お笑いコンビ・品川庄司の庄司智春から始まったツイッターの「ギャグリレー」は、すでに60人を超える人が参加。新型コロナウイルス感染拡大防止のため自宅にいる時間が長くなった人たちを、少しでも元気づけようと先月27日に始めたもので、芸人を中心に事務所の枠を超えたバトンが話題になっている。

 この企画の中で意外な“つながり”が見られた。2日に江戸川キャデラック・水牛から指名された令和喜多みな実・野村尚平が「こんな時だから大博打します」と、俳優・菅田将暉を指名。菅田もノリノリで渾身のギャグ動画を披露し、三四郎の相田周二につないでいた。

 「音楽」でつながる企画も話題だ。歌手で俳優の星野源がインスタグラムに「誰か、この動画に楽器の伴奏やコーラスやダンスを重ねててくれないかな?」と呼びかけ投稿した「うちで踊ろう」が大きな広がりを見せている。これまでにバナナマンや、三浦大知、女優の高畑充希や、石田ゆり子など、ジャンルを超えた芸能人たちが星野の動画と自身を並べた動画を投稿。ファンも参加できるとあって、タレントとファンの垣根を越えたコラボレーションを楽しむ人が多くみられた。

 芸能人同士の意外な“つながり”も見られたSNSでのさまざまな企画。それもネット上でのつながりが習慣化した現代だからこそ起こった現象ではないだろうか。

 パソコンやスマートフォン1つでさまざまな人と触れ合い、写真や動画を共有できる時代。そんな時代だからこそ生まれたファンを元気づける企画に、タレントたちの“底力”を感じる。(デイリースポーツ・瀬古千絵)

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