【野球】日本ハム・ドラ1輝星 令和のエースになる!

 俺たちが令和のヒーローになる!高卒新人BIG4の一人、日本ハムのドラフト1位・吉田輝星投手(18)=金足農=は、中日・松坂大輔投手(38)を究極の理想像に掲げた。目指すは、沢村賞と野球日本代表「侍ジャパン」のエースの座。“平成の怪物”が歩んできた足跡をたどり、令和のエース道を突き進む。

 吉田輝は新元号「令和」を色紙にしたため、まだ見ぬ未来へ思いをはせた。「いい時代になればいいなと思います」。“金足農旋風”を巻き起こした平成最後の夏から9カ月。全国に夢を与えた青年は、令和のエースになることを強く誓った。

 「沢村賞を取れれば、その年の一番の投手と認められると思います。それとジャパンでエースになりたいです」

 壮大な野望を現実とするため、究極の理想像を追いかける。98年夏の甲子園で全国制覇を果たし、プロ入り後も世代の中心を駆け抜けてきた中日・松坂。平成を代表するエースは01年に沢村賞を獲得し、06年と09年のWBCで最優秀選手を受賞。憧れの存在であり、目標とすべき存在だ。

 “平成の怪物”の高校時代の映像を「テレビ番組で見たことがあります」と話す吉田輝は、昨夏の甲子園を経験したことで「改めてすごいと思います」と偉大さを実感したという。自身も決勝戦まで一人で投げ抜いたが、最後は大阪桐蔭の前に崩れ落ちた。「去年、厳しさを知ることができました」。忘れられない悔しさがあるからこそ、今の自分がある。

 プロ入り後は人生初の寮生活で四六時中、野球のことを考える日々だ。「高校時代から野球に取り組む姿勢が一番変わりました。室内練習場やトレーニング施設もすぐそこにあるので、24時間やろうと思えば野球に力を注げる」。中日のドラフト1位の根尾(大阪桐蔭)ら、同世代の活躍もテレビでチェック。「『平成最後の甲子園に出ていた人たちは今、プロですごく活躍している』と言われる世代になれればいいですね」と闘志を込めた。

 ここまでのイースタンは6試合に登板して0勝2敗、防御率3・18。平成最後の実戦登板となった4月29日のイースタン・DeNA戦は、4回無失点と今後の飛躍を予感させた。1軍昇格へ、徐々に首脳陣の評価も高まっている。常々「野球にはドラマが必要」と語る“演出家”の栗山監督なら、既にデビューの舞台を構想しているだろう。

 6月7~9日に甲子園で行われる阪神との交流戦。吉田輝は「投げられればいいな」と笑った。「達成できればうれしい」と、200勝にも意欲を示す最速152キロ右腕。令和のエースへ、力強く歩み始めている。

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