【スポーツ】世界への扉開くアジア太平洋アマチュア選手権、安田祐香ら十代の戦いに注目
人気の女子ゴルフはアマチュア大会も熱い。女子アマチュアのメジャー大会ともいえるアジア太平洋アマチュア選手権が4月25日から4日間、茨城県のザ・ロイヤルGC(6431ヤード、パー72)で開催される。
日本からは先のオーガスタナショナル女子アマで3位に入った安田祐香(18)=大手前大1年、昨年日本女子アマ優勝の吉田優利(18)、西村優菜(18)、古江彩佳(18)、昨年日本女子オープンローアマの後藤未有(18)、佐渡山理莉(18)、小倉彩愛(18)、梶谷翼(15)の8選手が出場する。海外勢では昨年大会覇者のアタヤ・ティティクル(タイ)が注目される。
優勝者には今季開催されるプロのメジャー大会、エビアン選手権(7月25~28日、フランス・エビアンリゾートGC)、全英女子オープン(8月1~4日、英国ウォバーンGC)、来年のオーガスタナショナル女子アマ(オーガスタナショナルGC)への出場権が与えられる。
この大会アジア太平洋ゴルフ連盟とR&Aによる才能ある若手選手の発掘。アジアのエリート女子アマを国際舞台へ羽ばたかせると同時に女子のメジャー大会でプレーする機会を目標にしている。
大会日程は4月25日に予選第1ラウンド、26日に同第2ラウンドを行い、27日に決勝第1ラウンド、28日に同最終ラウンドを行う。競技方法は個人戦で72ホールストロークプレー。決勝ラウンドへは予選ラウンド50位タイまでが進出できる。
先日、開催コースのザ・ロイヤルGCで大会概要など発表する記者会見が開かれ、日本代表5選手が出席し、本大会への抱負を語った。
西村優菜「去年はあと1打(で優勝)というところまでいったが、その1打が大きかった。でも、2位になれたことは自信になった。今年はそのリベンジを目指して頑張りたい。コースはグリーンが難しい。パターのスピードコントロールのスキルが必要だと感じました」
後藤未有「このコースはグリーンがうねっていて海外のコースのような感じ。ホスト国なので、もちろん、狙いは優勝です」
佐渡山理莉「このコースで一番の感じたことは、グリーンが難しいということです。日本のコースは手前から攻めればスコアを崩さないで済むところが多いけど、ここはそうはいかない」
小倉彩愛「コースはグリーンにアンジュレーションがあって、ターゲットを絞っていかないと、すぐボギーになる。速さは私好み。日本代表に選ばれた感謝の気持ちを持って堂々とプレーしたい」
梶谷翼「4日間の優勝スコアは4アンダーから8アンダーの間かなと思う。私もグリーンの攻略がカギだと思います」
日本代表選手の活躍を期待したい。(デイリースポーツ・松本一之)