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【野球】高校四国選抜がオーストラリアで“世界”に挑む

オーストラリア遠征に挑む四国選抜の選手、指導者ら
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 高校野球の四国高野連選抜チームが、12月25日から7日間の日程でオーストラリア遠征を行う。選手は各県から5人ずつの計20人が選ばれ、25日に成田空港を出発。ゴールドコーストを舞台に、クイーンズランド州選抜、米国の南カリフォルニア選抜と計5試合を戦う。

 四国選抜の海外派遣は2011年のハワイ遠征以来、7年ぶり。今回は夏の選手権大会が100回の節目を迎えた記念として実施され、国際親善や文化交流、四国の高校野球のレベルアップを目的とする。香川県高野連の小野裕作理事長は「野球新興国のオーストラリアは近年、力をつけいる。米国のチームにはメジャーリーグ傘下の球団と契約する選手もいると聞いた。どういう試合ができるか楽しみ」と話す。

 選抜チームは11月18日と12月9日に合同練習を実施。16日には高松商、尽誠学園(ともに香川)と練習試合を行った。チームを率いるのは新居浜南(愛媛)の田辺行雄監督。かつて西条時代に秋山拓巳(阪神)を育てたベテラン指揮官だ。

 選手たちのほとんどが国際試合は初めての経験で、背番号「1」をつける高松商・香川卓摩投手(2年)は「相手はどちらもレベルが高いと思う。いい経験になるし、楽しみながら勝ちたい」と意気込む。主将を務める富岡西・浮橋幸太投手(2年)は「個々のレベルが高い選手がそろった。自分が声を出して、気持ちよく野球ができる雰囲気をつくりたい」と言葉に力を込めた。

 チームは26日に現地入りして練習を行ったあと、27日にクイーンズランド州選抜と1試合対戦。28日に南カリフォルニア選抜と2試合を戦い、29日に再びクイーンズランド州選抜と2試合を行う。そして30日にブリスベン空港を発ち、成田着の便で30日に帰国、31日に解散する予定だ。

 選手たちは遠征の成果をそれぞれのチームに持ち帰り、冬場の練習に生かすことになるだろう。この中から来年のセンバツや夏の甲子園でプレーする選手も出てくるはず。オーストラリアでの奮闘と選手たちの成長に期待したい。(デイリースポーツ・浜村博文)

  ◇  ◇

 四国選抜チームのメンバーは以下の通り。

 【香川】永尾斗摩(尽誠学園・捕手)、香川卓摩(高松商・投手)、上杉綸聖(三本松・投手)、黒河竜司(英明・投手)、井上治樹(大手前高松・内野手)【愛媛】谷本陸(帝京五・外野手)、浪花鈴太郎(聖カタリナ学園・内野手)、田窪琉風(松山聖陵・内野手)、村上滉典(今治西・投手)、矢野要(今治北・内野手)【徳島】森本迅(川島・内野手)、村田龍哉(徳島商・投手)、浮橋幸太(富岡西・投手)、小角翼(池田・捕手)、有持泰成(鳴門渦潮・投手)【高知】山崎大智(高知商・内野手)、西村唯人(高知・内野手)、古沢怜大(明徳義塾・外野手)、横田啓悟(土佐・投手)、植田ジゲン(岡豊・投手)

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