錦織圭が8強 5日連続で疲労MAXでも耐えた!ダブルス敗退もジョコビッチ戦に集中

 「東京五輪・テニス男子シングルス・3回戦」(28日、有明テニスの森)

 男子シングルス3回戦で、世界ランク69位の錦織圭(31)=日清食品=が同66位イワシュカ(ベラルーシ)に7-6、6-0で勝ち、3大会連続の8強入りを果たした。準々決勝では第1シードのジョコビッチ(セルビア)と対戦する。マクラクラン勉(イカイ)と組んだダブルス準々決勝は、メクティッチ、パビッチ組(クロアチア)に3-6、3-6で敗れた。

 台風が去り、再び猛暑が戻った。テニス競技開始から5日連続で試合となった錦織は、並外れた精神力で男子シングルス3回戦を突破し、ロンドン、リオデジャネイロに続いてベスト8入りを果たした。

 「何も考えられなかった。目の前のポイントだけに集中していた」。意識が遠くなる暑さの中、無心で球を追い、勝利をつかみ取った。

 太陽がほぼ真上にある午後1時に試合開始。脚が重く、得意のバックハンドもネットの白帯にかかる。連戦の疲労が濃い中、タイブレークで4-6とセットポイントを握られたが、耐えた。

 「負けてもおかしくない中で食らいついていけた」。このセットを1時間21分の消耗戦で奪うと、第2セットは集中力が切れたイワシュカから6ゲームを連取。自分を鼓舞する握り拳を何度もつくり、強い気持ちを保った。

 2大会連続のメダルへ、正念場となる準々決勝の相手は世界ランク1位の第1シード、ジョコビッチに決まった。今月、四大大会のウィンブルドンも制したばかりの王者との対戦へ、「まだまだこれからなので、勝利を自信にして臨みたい」と言葉に力を込めた。

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