水谷隼、伊藤美誠組「強い絆」でつかんだ悲願の金メダル 12歳差を超えた信頼関係

混合ダブルス決勝第7ゲーム 優勝を決めた伊藤美誠(左)水谷隼=東京体育館(撮影・堀内翔)
混合ダブルスで優勝し、抱き合って喜ぶ水谷隼(右)、伊藤美誠組。日本卓球界初の金メダルとなった=東京体育館
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 「東京五輪・卓球混合ダブルス・決勝」(26日、東京体育館)

 今大会から採用された混合ダブルスで、世界ランキング2位で第2シードの水谷隼(32)=木下グループ、伊藤美誠(20)=スターツ=組が金メダルを獲得した。日本卓球界初の金メダルに輝いた。勝利の瞬間、抱き合った2人。そこには涙はなく、さわやかな笑顔を浮かべた。

 東京で新採用された混合ダブルス。ここでだからこそ、初代王者と日本卓球界初の金メダルを決めたかった。相手は2人が本格的にペアを組んだ2019年から過去4度敗れている天敵、第1シード、許シン、劉詩ブン組(中国)。相手に不足はなかった。

 左利きの水谷と右利きの伊藤。男子の強打に負けない伊藤の攻撃力を中陣、後陣で水谷がつないで生かすバランスの良さ。そして何よりの武器は、水谷が言う「強い絆」だ。

 ともに静岡県磐田市出身。お互いの実家が近く、伊藤の幼少期から年の離れた「兄」と「妹」のような関係性を築いてきた。水谷の父信雄さん(61)が代表を務める「豊田町スポーツ少年団」で腕を磨いた2人。小学低学年の時には一緒に年越しをした記憶もある。テレビ取材に水谷が伊藤の手を取り「将来の五輪選手ですよ」と“予言”したことも。その時の2人には、混合ダブルスとして自国開催の五輪に出場することなど想像すらしていなかった。

 準々決勝ではドイツペアに7度マッチポイントを握られながらも大逆転。台湾ペアとの準決勝は伊藤が持ち味を発揮した。互いの持ち味を支え、互いのピンチを救う。「じゅん」「みま」と呼び合う12歳差を超えた信頼関係は時間とともに培われて、金メダルをもたらした。

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