スキージャンプ日本混合団体 五輪前哨戦で3位 高梨が失速も二階堂らが挽回 丸山「五輪へいい実戦に」
「ノルディックスキー・ジャンプ・W杯」(30日、ビリンゲン)
混合団体第2戦(ヒルサイズ=HS147メートル)が行われ、ミラノ・コルティナ冬季五輪代表の高梨沙羅(クラレ)二階堂蓮(日本ビール)丸山希(北野建設)小林陵侑(チームROY)で組んだ日本は合計277・8点で3位に入った。強風などの影響で2回目が中止となり、1回目の成績で順位を確定した。2022年北京五輪覇者のスロベニアが295・4点で優勝した。
男子の作山ヘッドコーチが「五輪を想定したメンバー、順番でトライした」と明かした混合団体。日本は1番手の高梨が距離を伸ばせず、最下位の9位とつまずいたものの、残り3人が挽回し、表彰台の一角を確保した。小林陵は「すごく難しい条件だったが、みんなやり切った」と話した。
強風が吹き荒れ、高梨以外にも失速する選手が続出。スタート位置での待ち時間も伸びたが、2番手の二階堂は「割り切りが大事」と集中を切らさなかった。最長不倒の134・5メートルを飛んで一気に3位まで押し上げ、丸山、小林陵も踏ん張った。
今季はW杯開幕戦で12季ぶりに頂点に立ち、ミラノ・コルティナ冬季五輪の金メダルに期待が膨らむ。この日はスロベニア、ドイツの後塵(こうじん)を拝したが、丸山は「この悪条件で表彰台に立てたことが大事。五輪に向けてもいい実戦になった」。前哨戦の結果を前向きに捉え、迫る本番へ気合をみなぎらせた。
