羽生 全てを注いだ演技構成【採点詳細】4Aの回転不足で認定 後半は高い加点
「北京五輪・フィギュアスケート男子・フリー」(10日、首都体育館)
史上初の成功を目指して羽生結弦が挑んだ4回転半(クワッドアクセル、略号=4A)は、成績表上は“4Aに挑み回転不足があった”と判定された。このため、基礎点は12・50点の80%の10・00点となり、転倒したため出来栄え点で5点が引かれた。
羽生の自身のプライドや思い、ここまでの努力を詰め込んだ演技構成について、採点の詳細を振り返る。
(1)4回転半
前述の通り、基礎点10・0点にマイナス5・0点の出来栄え点が入って、この要素は5・0点。ちなみに、ISU非公認大会の全日本選手権の際は、より重い回転不足の「ダウングレード」判定を受け、3回転半(基礎点8・00)として採点されていた。
(2)4回転サルコー
回転が1/4未満の幅で足りない「q」の判定がついた。基礎点は9・70点のまま、出来栄え点で4・85点のマイナスが入った。
(3)3回転半-2回転トーループ
予定表では2本目のジャンプは3回転ループだったが、実際に跳んだのは2回転トーループで、全日本選手権と同じ構成だった。基礎点9・30点、出来栄え点2・40点で合計11・70点。
(4)3回転フリップ
提出した予定表の通りに跳んで、基礎点5・30点、出来栄え点1・51点で合計6・81点。
(5)フライング足換えコンビネーションスピン
レベル4を獲得。基礎点3・50点、出来栄え点1・00点で4・50点。
(6)ステップシークエンス
レベル4を獲得。基礎点3・90点、出来栄え点1・67点で5・57点。
==以後後半、ジャンプ基礎点1・1倍==
(7)4回転トーループ-3回転トーループ
体力的にも厳しくなる中、加点を得る形で成功。基礎点15・07点、出来栄え点2・44点で17・51点。
(8)4回転トーループ-オイラー-3回転サルコー
ここもジャッジが3か4の評価を入れる、質の高いジャンプ。基礎点は15・73点、出来栄え点3・12点で18・85点。
(9)3回転半
最後のジャンプ要素はトリプルアクセル。ジャッジ8人が4、1人が3という高評価で、基礎点8・80点、出来栄え点3・20点で合計12・00点。
(10)コレオシークエンス
基礎点3・00点、出来栄え点2・14点。合計5・14点。
(11)フライング足換えシットスピン
レベル4を獲得。基礎点3・00点、出来栄え点1・20点。合計は4・20点。
(12)足換えコンビネーションスピン
「V」がついた。レベルは4。基礎点2・63点、出来栄え点0・86点で、合計3・49点。
【技術点】 99・62点
【演技構成点】90・44点
【減 点】 -2・00点
【合 計】 188・06点
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