【北京共同】7日のスピードスケート女子1500メートルで2大会連続の2位となった高木美帆(日体大職)が8日、メダル授与式に臨み「ここまで戦い抜いたことに1ミリも後悔はない。悔しい部分はあるが、昨日よりは晴れやかな気持ち」と銀メダルを手に心境の変化を率直に語った。
式典で名前を呼ばれるとお辞儀をしてから表彰台に上がり、手を振って歓声に応えた。2連覇し、隣に立った宿敵イレイン・ブスト(オランダ)が跳びはねて喜ぶ姿を拍手でたたえた。「私のスケート人生で、初めてかっこいいなと思った選手。そういう選手と長い間、戦えたことは大切な宝物」と、敬意と感謝を言葉に込めた。