宇野のコーチ、ランビエル氏が合流「1番いい練習見せられて良かった」
「北京五輪・フィギュアスケート男子・SP」(8日、首都体育館)
フィギュアスケート男子の宇野昌磨(24)=トヨタ自動車=のコーチである、ステファン・ランビエル氏(36)が6日、合流した。サブリンクで行われた練習に赤い日本代表ジャージーを身にまとい登場。リンクサイドから宇野に声を掛けた。
同氏は3日、自身のインスタグラムで出国前の検査で新型コロナウイルス陽性となったことを報告。当時既に検査は陰性となっており、近日中の渡航を目指すとしていた。
ランビエル氏が見守って臨む“初練習”で、宇野は4種類の4回転を着氷。「1番調子いい練習を見せられて良かった」と振り返り「あと、優真くん最高でした」。この日の団体男子フリーで世界歴代3位の高得点を記録し1位となった鍵山優真(オリエンタルバイオ・星槎)を笑顔でたたえた。
ランビエル氏は5日に北京入りし、検査結果の陰性を確認したと説明。宇野の団体SPの演技について「誇りに思う。すごくいい演技で、とてもうれしかった」と話した。