V候補ネーサン・チェンがまさかのミス連発 羽生の演技直後で「正直ひどかった」

 「平昌五輪・フィギュアスケート男子・SP」(16日、江陵アイスアリーナ)

 今季のGPファイナルを制し、優勝候補の1人として乗り込んできたネーサン・チェン(18)=米国=は、羽生の完ぺきな演技の後の滑りとなったが、すべてのジャンプでミスが出て82・27点で17位に沈んだ。

 演技後は得点を見る視線も虚ろ。「何が起こったか分からない。ちょっと時間が必要だ。正直ひどかった」と、うなだれた。

 米国の期待を担う18歳。メダル争いは厳しい状況となったが「フリーでベストを尽くして、巻き返せるように頑張るよ」と、必死に前を向いた。

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