カーリング男子 初黒星もスキップ両角友「つまらないカーリングだけはしない」

敗退し、英国の選手らと握手を交わす両角友佑(中央)=江陵(撮影・高部洋祐)
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 「平昌五輪・カーリング男子・1次リーグ、日本5-6英国」(15日、江陵カーリングセンター)

 世界ランク8位の日本男子代表・SC軽井沢クラブは、同6位の英国に5-6で敗れ、1勝1敗となった。4-5の後攻で迎えた第9エンド。スキップの両角友が成功させれば2得点を得られるドローショットを狙ったが、中央に寄せきれず、同点止まり。最終10エンドに英国に1点を奪われた。

 リードの両角公は「9エンドで(2点)取り切れなかったのが痛かった。でもすごくいい展開を作れていたので、次もこの調子でいきたい」と前を向き、両角友も「2勝できるにこしたことはないしけど、1勝1敗でも悪い位置ではない」と、想定内を強調。初戦では世界ランク3位のノルウェーを撃破するなど、戦えている手応えはある。

 男子にとっては20年ぶりの五輪の舞台。両角友は「めっちゃ辛いっす。楽しいっちゃ楽しいし、大変っちゃ大変。ただ、自分たちの目標は表彰台ですし、そこに向かって予選あと7試合、楽しむっていうのもおかしいけど、自分たちのやりたいカーリングをやらなきゃ勝てないって分かっている。怖いから、難しいからそのショットを選ばないみたいなつまらないカーリングだけはしないで帰りたい」と、攻めまくることを宣言した。

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