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美帆 銅メダル!銀に続き女子史上初の同一大会2個目メダル「今シーズン一番」

 抱き合う小平奈緒(手前)と高木美帆(撮影・高部洋祐)
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 「平昌五輪・スピードスケート女子1000メートル」(14日、江陵オーバル)

 切磋琢磨(せっさたくま)してきた日本のダブルエースが、ともに輝いた。女子1000メートルで銀メダルを獲得した小平奈緒(31)=相沢病院=とともに、銅メダルの高木美帆(23)=日体大助手=が並んで表彰台に。個人種目で日本女子が同時に表彰台に立つのは夏冬を通じて五輪史上初。「一緒に頑張ろう」と挑んだレースで、華々しい結果を残した。高木美は1500メートルの銀に続くメダル。スピードスケートの日本選手による同一大会複数メダル獲得は清水宏保以来2人目。

 銀メダルよりも「すがすがしい」銅メダルだ。高木美が2つ目のメダルを獲得。ゴール直後は両手で頭を抱えたが、それは「これで1番に届かないんだと思った」からだ。1年前に行われたプレ大会の記録を1・5秒近く縮める好タイムに「出し切った。今シーズンの中で一番いいレースができた」と爽やかな笑みを浮かべた。

 8年前のバンクーバー五輪では、出場35人中最下位に沈んだ1000メートル。五輪の借りは、五輪でしか返せないと心に刻んでいた。大躍進での銅メダルは、8年間の道のりが正しかったことの証明だ。冬季の1大会複数メダルは日本女子初。歴史に名を刻み、雪辱した。

 小平とは2着と3着。今季はW杯で3度対戦し、いずれも小平に次ぐ2位だった。願っていた初勝利も、ワンツーフィニッシュもかなわなかったが、日本女子のダブル表彰台は夏冬通じて史上初の快挙だ。ともに出場したバンクーバー五輪ではメンバー入りしながら最後まで出場できなかった団体追い抜きの銀メダルを首にかけさせてくれた大先輩。「次は違うステージだけど、金メダルを取れるようにがんばろう」と誓い合った。

 残す色はあと1つ。今季世界記録を樹立した団体追い抜き(予選19日、決勝21日)での3色コンプリートこそ、自身への最後のミッションだ。高木美の五輪はまだ続く。姉・菜那らとともに力を合わせ、日本女子初の金メダルを目指す。

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