高橋大輔氏、羽生結弦は「非常に賢い選択をした」 ギリギリの我慢を評価

 フィギュアスケートのバンクーバー五輪銅メダリストで元世界王者の高橋大輔氏が13日、フジテレビ系の生番組「バイキング」で、右足首負傷から平昌五輪の本番で復帰するソチ五輪金メダリスト・羽生結弦について「非常に賢い選択をした」と、ギリギリまで氷上での練習を我慢したことを高く評価した。

 高橋氏は「(トリプルアクセルを練習で)3週間前に跳び始めたというところは、やはりギリギリかなっていう印象はありますかね」と、際どいタイミングであることを指摘。

 その上で「本当によくギリギリまで我慢できたなっていう。焦りで早く練習してしまいがちだと思うんですけども、ケガの再発にもつながりますし、しっかり待ってちゃんと跳べる状況まで行ってから練習を始めたということは、非常に賢い選択をしたと思いました」と、羽生の我慢を高く評価した。

 元五輪代表の重鎮・佐野稔氏も「中途半端なところで跳んじゃえとか試してみようとかやると、それが一番怖いところですよね。ちょっと間違うとまたやっちゃうので。よく我慢してここまで待った」と同意した。

 羽生は12日に本番会場のサブリンクで練習を行ったが、佐野氏は「全然大丈夫じゃないですかね。そういうふうに僕にはとれました。もうなんともないと思いますけどね。本当にいい調子だなと思いました」と太鼓判。高橋氏も「非常にいいジャンプを跳んでいました」と同意した。

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