羽生結弦【一問一答】「うそつかないなら2連覇したい」 強い気持ち強調

地元警察に囲まれながら韓国入りした羽生結弦(中央)=仁川国際空港(撮影・高部洋祐)
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 平昌五輪フィギュアスケート男子代表で、ソチ五輪では日本勢唯一の金メダルを獲得した世界王者の羽生結弦(23)=ANA=が11日、韓国・仁川国際空港に到着し、右足首を負傷した昨年11月のNHK杯公式練習以来約3カ月ぶりに公の場に姿を見せた。

 公式スーツ姿で到着ロビーに降り立つと、報道陣に対しては「しっかり頂点を追いながら頑張りたい」など、決意を示した。羽生の一問一答は以下の通り。

 -ケガの状態とこの3ヶ月間の思いは。

 「出れない試合もたくさんありましたし、もどかしい気持ちもたくさんありましたが、できることとして陸上のリハビリや治療だとかを必死にやってきた。実際にこうやって試合の場に来られたことをうれしく思うし、これからこの地でしっかり調整して試合へ向けてやっていきたい」

 -連覇への自信は。

 「もちろんそういう気持ちは少なからずある。自分の気持ちにうそをつかないなら、2連覇したい。ただ、それだけが目的ではないので、試合というものをしっかり感じながら、自分の演技を出しながら、この五輪をしっかり感じたい」

 -どんな4回転を跳ぶのか。

 「現地で調整してそれから決める。構成の選択肢はたくさんあるし、周りの状況を考えながらみないといけない。作戦を立てながらやりたい」

 -状態は何%。

 「まだ滑ってないので分からない。ただ、団体戦も見ていたけど、どの選手よりも勝ちたい気持ちは強くあるし、どの選手よりもピークまで持って行ける伸びしろはたくさんある選手の1人だと思っているので、しっかり頂点を追いながら頑張りたい」

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