最終聖火“スケーター”はキム・ヨナ!今なお国民的ヒロインに大歓声 五輪開会式

 平昌冬季五輪の開会式で元フィギュアスケート女子のキム・ヨナさん(右手前)に手渡された聖火=9日夜(共同)
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 「平昌五輪・開会式」(9日、平昌五輪スタジアム)

 4年に一度の冬の祭典・平昌冬季五輪は9日夜、韓国北東部・平昌の五輪スタジアムで開会式が行われ、開幕した。

 冬季五輪史上最多の92カ国・地域、2900人を超える選手が参加。日本は旗手を務めるスキージャンプ男子で8大会連続出場の“レジェンド”葛西紀明(45)=土屋ホーム=を先頭に韓国の「あいうえお順」にあたえる「カナダラ順」により、62番目に登場。スキージャンプ女子の高梨沙羅(21)=クラレ=ら選手・役員計97人が行進した。スピードスケート女子で主将の小平奈緒(31)=相沢病院=は、体調管理優先の方針で不参加だった。日本は冬季五輪史上最多の124人の選手たちが、熱戦に挑む。

 注目された最終聖火点灯者は、フィギュアスケートの10年バンクーバー五輪金メダリストのキム・ヨナさんだった。白い衣装姿で、特設リンクの上を舞い、聖火を受け取ると、聖火台に火を灯した。ソチ五輪後に引退したものの、“国民の妹”として今なお人気を集める国民的ヒロインの登場に大歓声が上がった。

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