内村2人の愛娘に金メダル2つ届けた!妻・千穂さんは夫の勇姿に涙

 「リオ五輪・体操・男子個人総合・決勝」(10日、リオ五輪アリーナ)

 ロンドン五輪金メダリストの内村航平(27)=コナミスポーツ=が、68年メキシコ、72年ミュンヘン両五輪での加藤沢男以来44年ぶり史上4人目の2連覇を達成した。

 激戦を終えて破顔する夫の姿に、思わず涙があふれてきた。内村の妻・千穂さん(27)は、2人の娘とともに都内の「コナミスポーツクラブ」本社で行われたパブリックビューイングで声援を送った。

 奇跡的な逆転勝利の瞬間、頭の中は混乱状態だった。「最初は全然分からなかった。みんなが喜んでいて、それで分かりました」。感動は少し遅れてやってきた。「人一倍努力をしていたので、その努力が実った。一番欲しいと話していた団体の金メダルに加えて、個人でも金メダルが取れて…。今はホッとしています」。体中を駆け巡った感情は、涙となって頬に伝った。

 絶対王者である夫の苦戦。ハイレベルなマッチレースに「今までにないぐらい苦戦していたので、すごく緊張していた」。そんな中、救われたのは夫の表情。「最後の鉄棒はすごく感動した。私は(演技後の)あの顔が見られて、ホッとしました」と笑顔を見せた。

 「悲願の団体金メダルと、個人の金メダルも取れたので『金メダルおめでとう、お疲れさま』と伝えたい」。妻は胸を張り、笑顔で夫の帰りを待つ。

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