背水の手倉森ジャパン、前半0-0 チャンス多数も…11分矢島が惜しいボレー

 コロンビア戦に臨む日本イレブン。(前列左から)中島、室屋、浅野、井手口、矢島、(後列左から)植田、GK中村、塩谷、藤春、興梠、遠藤=マナウス(共同)
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 「リオ五輪・サッカー男子・1次リーグ、日本-コロンビア」(7日、アマゾニア・アリーナ)

 負ければ1次リーグ敗退が決まる日本は前半を0-0で終えた。サイドを有効につかった攻撃で再三、チャンスをつくったが、あと一歩のところでゴールに及ばず。11分にMF矢島が放ったボレーシュートも相手GKに阻止された。

 ナイジェリアとの初戦で採用した4-3-3から4-4-2に布陣を変え、切り札的存在の浅野拓磨が先発起用された。GKも櫛引から中村に変更された。日本は左の中島、右の矢島を起点にサイド攻撃を展開。左サイドバックの藤春、右サイドバックの室屋が果敢にオーバーラップをして攻め込んだ。

 前半11分には室屋のクロスを興梠が胸で落とし矢島がボレーを放ったが、相手GKにセーブされた。36分には右サイドからのパスを中島が絶妙なスルー。駆け上がってきた藤春が受けてエリア内に進入したが、あと一歩のところで相手守備のスライディングを受け、シュートを打てなかった。

 守備で最大のピンチだったのが前半29分。日本のFKの直後にカウンター攻撃を受けたが、相手選手とボールの間に塩谷が体を入れ、GK中村も飛び出してはじき返した。

 ナイジェリア戦と比較してもしまったゲームになってはいるが、遠藤、井手口、室屋の3人にすでにイエローカードが出ているのが不安材料ではある。

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