手倉森監督「ナイジェリア戦がメダルへの全てだ」

 「リオ五輪・サッカー男子・1次リーグ、日本-ナイジェリア」(4日、アマゾニア・アリーナ)

 五輪男子日本代表の手倉森誠監督(48)は3日、試合会場のアマゾナス・アレーナで公式会見に臨み「『ナイジェリア戦がメダルへの全てだ』という覚悟で臨みたい」と意気込みを語った。

 ナイジェリアとは68年メキシコ大会(○3-1)、96年アトランタ大会(●0-2)、08年北京五輪(●1-2)と五輪で3度対戦しており、いずれも勝利チームがメダルを獲得している。48年前には今大会と同じ初戦で対戦。FW釜本邦茂のハットトリックで快勝し、日本サッカー界初の銅メダル獲得まで上り詰めた。日本にとって大会の行方を占うことのできる相手と言える。

 鍵を握るのが先制点となる。手倉森監督は「追い掛けたくない。点を取らせず、先に取る」と青写真を描く。4-3-3の布陣を採用することが濃厚で、相手のスピードに警戒しつつも「持久戦になれば日本に分がある」と自信をのぞかせた。

 『耐えて勝つ』と掲げて臨む大舞台。「強さ、たくましさを表現し、日本人が誇れるようなものを示せれば」。手倉森ジャパンの集大成となる挑戦が始まる。

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