阪神・榎田が6回1失点で降板

力投する阪神・榎田大樹=甲子園(撮影・棚橋慶太)
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 「阪神‐巨人」(10日、甲子園)

 阪神は榎田が先発。6回1失点で今季初勝利の権利を手にして、マウンドを降りた。

 立ち上がりは制球がばらつき不安定な投球を見せていた左腕。三回には先頭の大田を四球で歩かせ、2死から片岡に中前先制打を浴びた。

 それでも以降は立ち直り、中盤3イニングで許した走者は内海の中前打によるものだけだった。

 打線の援護で逆転。2点のリードをしっかりと守り、リリーフ陣へバトンをつないだ。

 「球数は多くなってしまいましたが、最少失点で、勝っている状態のまま、次のピッチャーにつなげたのはよかったと思います。ただ、先制点を取られたイニングでは、先頭バッターにフォアボールを出してしまったので、そこはもったいなかったです」と振り返っていた。

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