左肩のけがで大相撲春場所を全休(記録上は初日不戦敗)した横綱鶴竜は27日、東京都墨田区の井筒部屋で記者会見し「肩は日に日に良くなっている。出場しようと思って今は頑張っている」と2場所ぶりの復帰へ意欲を示した。
1月の初場所中から左肩を痛めていたと明かした鶴竜は現在、注射を週に2度受け、相撲を取っていない。横綱として初の休場中の心境を「ただ悔しい、歯がゆい」と述べた。
2月に結婚したムンフザヤ夫人との間には、5月中旬に第1子が誕生する予定。横綱昇進2年目を迎え「生まれてくる子どものためにもという気持ちがある」と穏やかな笑みを浮かべた。