J1神戸・岩波 新潟早川の支援金募金

急性白血病となったアルビレックスの早川史哉選手への募金を呼びかけるヴィッセルの岩波拓也選手(左)=神戸市兵庫区、ノエビアスタジアム神戸(撮影・大森 武)
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 J1神戸のU-23(23歳以下)日本代表DF岩波拓也(22)が18日、神戸-鹿島戦(ノエスタ)の試合前に、急性白血病と診断され闘病中の新潟DF早川史哉(22)を支援するため、募金活動を行った。

 年代別日本代表で共にプレーした岩波やMF前田凌佑(22)=神戸=の発案で実現した。岩波と早川はU-17日本代表のチームメイトとして11年U-17杯メキシコ大会に出場し、ベスト8に進出している。

 岩波は「16歳から一緒にプレーした選手で仲も良かった。プレーできないのは悔しいし、早く治ってほしい。Jリーグのサポーターが一つになって助けたい。急な提案だったが実現できて良かった」と友人への思いを口にした。集まった募金は「アルビレックス新潟 早川史哉選手支援基金」口座を通して、送金される。

 5月のトゥーロン国際大会(フランス)パラグアイ戦で左膝内側側副靱帯(じんたい)を損傷し、全治6週間の見込みと診断された。7月の実戦復帰を目指してリハビリに取り組んでおり、「ボールも使って走っている。ステップも踏んだりして、思ったより順調です」と明かした。この日は視察に訪れたU-23日本代表の秋葉忠宏コーチに近況を報告した。

 熱望するリオデジャネイロ五輪出場へ「自分のためでもあるし、いろんな人の思いでもある。神戸から初めての五輪選手になることに使命を感じている」と強い意欲を示した。

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