日本5点圧勝!香川2発で首位通過

吉田麻也、長友佑都らから手荒い祝福をされる岡崎慎司(中央)=埼玉スタジアム2002
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 「W杯アジア2次予選、日本5-0シリア」(29日、埼玉スタジアム2002)

 日本代表が快勝で、7勝1分けの首位で最終予選進出を決めた。MF香川真司が2得点。FW本田圭佑も出場試合で6試合連続ゴールとなるヘディングを決めた。守備では2次予選の8試合すべてを無失点を貫き、9月に始まる最終予選へ弾みをつけた。

 序盤から日本が攻めた。前半17分に香川のシュート性のクロスを相手GKがはじいたボールが守備選手に当たってOGとなり、日本が先制した。しかし、その後は日本はボールを支配しながらも得点できず、1-0で前半を終えた。

 後半も得点を取れない時間帯が続いたが、後半21分に香川がゴール前で体を反転させながらのボレーシュートを決めた。後半41分には相手のCKを防いだ直後のカウンターで香川からのクロスを本田が頭で決めて3-0。さらに試合終了間際に香川と原口が得点し、大差をつけた。

 ハリルホジッチ監督は「良い試合をした。スペクタクルな試合でした。5点とりましたね。皆さんが喜んでくれることを期待しています。選手におめでとうといいたい。ずっと応援してくださる観客の皆さんにもありがとうといいたい」と満足げだった。

 2次予選8試合を無失点で終えたことにも、指揮官は「最終予選へ失点せずに勝ったのは素晴らしい。このことでわれわれのチームはさらに強くなると思う。最終予選も続けていきたい」と手応えをつかんだ様子だった。

 最終予選の組み合わせ抽選は4月12日に行われる。

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