サッカー・ドイツ１部ドルトムントのＭＦ香川真司（２６）が２４日、神戸市内で「＃ＳｈｉｎｊｉＤｒｅａｍ　Ｃｈｒｉｓｔｍａｓ」を催し、「可能性はたくさんある。自分を信じて、目標を持ち続けてがんばってほしい」と、夢を持つことの大切さを説いた。

　一般参加を募った第１部では、４～６歳の子供と一緒にボールを蹴り、第２部では兵庫県内の小学生３１人ＶＳ香川真司のスペシャルマッチを開催。「子供たちは元気に走り回って体力があるなと思ったし、表情を見ても、ピッチを走るだけで純粋にうれしそう。昔を思い出した気分になりましたし、逆に刺激をもらいました」と、交流を楽しんだ。

　クラブでは今季、１７試合で４得点６アシスト。復調の兆しを見せた２０１５年を「（１４年に）Ｗ杯で負けて、アジア杯からまたスタートした中、うまく勝てなかったけど、しっかりした目標を持てた１年だった」と振り返った。「結果は代表でもクラブでもまだまだついてきていないけど、１年後２年後についてくるように、努力し続けたい。いつの日か報われるように、２０１６年はやるだけだし、その先に２０１８年（ロシアＷ杯）がある。１日１日を大事に、２０１６年もやり続けたい」と２０１６年の抱負を語った。