ミラン大勝 本田途中出場もゴールなし

 「イタリア1部リーグ、ACミラン4-1サンプドリア」(28日、ミラノ)

 セリエA第14節ACミラン-サンプドリアが28日夜(日本時間29日早朝)、ミラノのサン・シーロ・スタジアムで行なわれ、ミランが大勝した。ミランの日本代表MF本田圭佑は、後半35分から出場したが、見せ場を作ることはできなかった。

 ミランは前半16分、MFボナベントゥーラのゴールで先制。同37分にはボナベントゥーラがエリア内の左サイドで、サンプドリアDFデ・シルベストリに引っ張られるファウルを受けてPKへ。これをミランの2トップの一人、ニアングが決めて2-0とした。

 後半4分にもニアングが左サイドから持ち込み、正面からドンピシャのシュートでゴールを決めた。続く同34分、途中出場していたFWルイス・アドリアーノが4点目の追加点を挙げた。その後すぐの同35分、本田はMFチェルチに代わって、出場。4-4-2の右サイドハーフに入った。

 本田は同38分、DFアバーテからのパスを受けて、右サイドからFWバッカにクロスパスを出したが、得点チャンスにはつながらなかった。また同40分にも右サイドをドリブルで上がり、ゴール前にいたフリーのバッカにパスしてこれをバッカがシュート。しかしサンプドリアGKヴィヴィアーノにセーブされた。

 一方、サンプドリアは同42分、FWエデルがPKを決めて1点を返したものの後の祭り。また本田は同44分、ゴール前でのこぼれ球が本田の前に転がり、シュートしようとしたもののジャストミートせず相手に当たって終わった。試合は4-1で終了した。

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