FW岡崎慎司の同僚 人種差別的発言

 日本代表FW岡崎慎司の同僚でレスター・シティFCのイングランドFWジェイミー・バーディー(28)が、東アジア人と思われる人に人種差別的発言をしたと、9日付の英大衆紙「サン」が報じた。映像も公開されている。

  7月26日未明にレスター市内のカジノでギャンブルに興じていたバーディーは、東アジア人と思われる中年男性客に向かって、少なくとも3回「ジャップ(JAP)」と連呼。男性を指さし、「おい、ジャップ!出て行け、出て行け」と暴言を吐いた。目撃者の1人は「彼(バーディー)は完全にけだもののようだった。ぎょっとしたよ。東アジア人とみられる男性は何が起こったか分からない、って様子だった」と証言した。

 JAPは第2次世界大戦中に日本人に対して使われた差別用語。

 中年男性は、バーディーの背後からカードを見ていたようだったが、それにバーディーが激高したようだ。別の男性が「ポーカーで(プレーヤーの)カードを(参加者でない人が)見ることは認められている」と丁寧に指摘したが、バーディーは「F×××」と下品な言葉を使いののしったという。バーディーと一緒だったチームメートのFWニュージェントとDFデラートは、彼をなだめようとしていたとされる。

 今回の件は、警察沙汰にはなっていない。

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