なでしこのエース大儀見が反撃のゴール
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「カナダ女子W杯・決勝、日本-米国」(5日、バンクーバー)
サッカー女子W杯連覇を狙う日本代表「なでしこジャパン」は5日16時(日本時間6日8時)からバンクーバーのBCプレース・スタジアムで米国代表との決勝に臨み、前半16分で大量4失点を喫したなでしこは同27分にFW大儀見優季(ウォルフスブルク)が反撃のゴールを決めた。
立ち上がりからまるでいいところのなかったなでしこだったが、4失点を喫してようやく少しずつ攻撃のかたちが出るようになってきた。28分に右サイドでボールを受けたMF川澄奈穂美(INAC神戸)が切り返して左足でクロス。これをゴール前にいた大儀見が巧みなトラップで相手DFを一発で外し、反転して左足で落ち着いてゴールを決めた。米国は今大会通じて2失点目。依然苦しい展開には変わりないが、エースのゴールで反撃に転じた。