丸田、世界ユース王座戦へ好仕上がり

 ボクシングの日本スーパーバンタム級11位・丸田陽七太(19)=森岡=が24日、兵庫県川西市内で元WBO世界スーパーフライ級1位のワルリト・パレナス(フィリピン)と6ラウンドのスパーリングを行った。

 パレナスは昨年末、王者・井上尚弥(大橋)に挑み2回TKO負けしたものの、経験豊富で強打が武器。24勝(21KO)7敗1分けの実力者を相手に左ジャブを突き、強い連打で圧倒した。7月31日、大阪・住吉区民センターでウィルバート・ベロンド(20)=フィリピン=と行うWBC世界ユースバンタム級王座決定戦へ向け、好仕上がりを見せた。

 「まずまずでしたね。前回は5回だったので、今回は最後の6回に足が動くかどうか。左を突いて、右もパンチが流れずにしっかり打てたし、きょうやりたいことはできた」と納得顔で振り返った。

 丸田は関大北陽高で2年連続インターハイ準優勝。在学中の昨年11月にデビューし、IBF世界10位を相手にダウンを奪って判定圧勝した。福士蒼汰似のイケメンボクサーで120人の女性から告白された“モテ男”とスター性十分の19歳が、3戦目でユース王座と着実にステップアップを狙う。

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