「ボクシング・スーパーバンタム級６回戦」（７月９日、エディオンアリーナ大阪第２競技場）

　元ＷＢＣ世界バンタム級王者・辰吉丈一郎（４６）の次男・寿以輝（１９）＝大阪帝拳＝が２４日、大阪市内で会見し、次戦のプロ第５戦を７月９日、エディオンアリーナ大阪第２競技場で行うことを発表した。初の６回戦で初のメインに抜てきされた。相手はリオ・ナインゴラン（インドネシア）で戦績５勝（１ＫＯ）２敗。

　父と同じ大阪帝拳の看板となった寿以輝は「メインは悪くない気分。だいぶ早かった。うれしいですね」とニンマリ。初の外国人が相手となるが「違うのは見た目だけ。とりあえずぶっ飛ばしてタンカで帰らせます」とイケイケで吠（ほ）えた。

　昨年４月にデビュー以降４連勝（２ＫＯ）でＣ級を突破し、６回戦を行えるＢ級ボクサーに昇格した。ただ第３戦はＫＯを逃して悔し泣き。３月の前戦も「負けたと思った」と言う大苦戦の末、判定勝利で涙を流した。

　８月３日に２０歳を迎え、これが１０代最後の試合になる。「ど派手にいきたい。早めに終わればいい」と３戦ぶりＫＯ勝利へ意気込んだ。